サポートされる RAID タイプ

RAID のタイプによって異なりますが、RAID を使用すると、ストレージ デバイスの容量、パフォーマンス、信頼性を高めることができます。サポートされる RAID レベルを以下の表に一覧表示します。コントローラの取扱説明書を参照して、使用しているコントローラがどのRAID のタイプをサポートしているか確認してください。

RAID の詳細については、www.adaptec.com または、www.adaptec.co.jp を参照してください。

 
RAID 0
RAID 1
RAID 10
RAID 5
RAID 50
説明
データ ストライピング (データ保護はなし)
ディスク ミラーリング

 

RAID 0 + RAID 1 の組み合わせ
データ ストライピング、分散パリティ付き
RAID 0 + RAID 5 の組み合わせ
ドライブ最小数
2
2
4
3
6
利点
最大の性能
冗長性にようるデータ保護
最大の性能とデータ保護
コスト、
性能、
データ保護
の最高のバランス
耐障害性の向上

そのほかに、Adaptec Storage Manager は以下のタイプをサポートしています。

シンプル ボリューム

シンプル ボリュームは、単一のディスク ドライブからなります。

スパン ボリューム

スパン ボリュームは、複数のディスク ドライブを結合して作成します。各ドライブの容量は同一である必要はなく、エンドツーエンドで接続します。スパン ボリュームには冗長性はなく、単一のドライブに対するパフォーマンス上の利点もありません。

RAID ボリューム

RAID ボリュームは、2 つまたはそれ以上の、RAID タイプの同じ、シングル レベルのアレイを結合して作成します。デュアル レベル アレイとは異なり、RAID ボリュームの各アレイの容量は同一である必要はありません。また、デュアル レベルアレイとは対照的に 、RAID ボリュームのセカンド レベル アレイではアレイにまたがったストライピングを行うのではなく、各アレイがエンドツーエンドで接続される点が大きな違いです。