ホット スペアとは何か

ホット スペア ドライブとは、ドライブ障害発生時に 冗長 アレイを保護するために割り当てられた予約ドライブです。ホット スペアによって保護された冗長アレイでドライブに障害が発生した場合、アレイは予約されたホット スペアを使用して再構築されます。ホット スペアは、そのサイズが置き換えるドライブのサイズ以上であれば、障害の発生したドライブに置き換わります。

拡張機能セットをサポートするコントローラでは、1 つのホット スペアを複数のアレイで共用して障害の発生したドライブの置き換えに使用できます。この機能を使用するには、一番最近障害の発生したドライブのセグメントと最低でも同容量の空きセグメントがホット スペアに存在する必要があります。

コントローラによっては、1 つのアレイに専用のホット スペアを割り当てて保護することも、グローバル ホット スペア を割り当てて、コントローラの全アレイを保護することもできます。拡張機能セットコントローラは、グローバル型も専用型もサポートします。基本機能コントローラと HostRAID コントローラの場合は、グローバル型だけをサポートします。

ホット スペア機能をサポートしていないコントローラもあります。コントローラの取扱説明書を読んで、コントローラがこの機能をサポートしているか確認してください。

ホット スペアの作成と削除 を参照してください。